スカラーオブザイヤー(大学支援プロジェクト)が始まりました!
マニラ育英会では1990年設立時は小学生のみの支援でしたが、その後ハイスクール卒業までと支援年数を伸ばしてきました。しかしフィリピンでの就職難は著しく家族を養い地域の後輩たちを引き上げる人材を輩出するためには、大学で専門性の高い知識&技術を学ぶ必要があると考えるに至りました。
そこで提案されたのが 「スカラーオブザイヤー」というプロジェクトです。
マニラ育英会でハイスクール6年間を優秀な成績で卒業し、かつ今後のフィリピン社会を変革する
ビジョンと情熱を持った学生を募集し選考するのです。
この事業は2017年度総会にて提案され可決されました。そこで2017年11月のツアー実施時に
2018年4月卒業予定35名を招集して、趣旨説明をし応募を呼びかけました。
<応募条件>
①成績優秀であること ②経済的な事情 ③卒業まで家族の協力が得られること ④PIC の推薦
以上を満たした者が課題作文「私がフィリピン社会に貢献できること」を提出。
14名がエッセイを提出し、厳正な審査を経て7名が二次審査に進みました。
IWA現地代表と現地監督者(PIC)が「10年後のわたし」というタイトルでエッセイと
最終面接を行った結果、下記の4名が大学支援奨学金対象者に選ばれました。
Rachelle Jade Dellos Santos (FH-253)
Tristan Elijah Garcia (MH-048)
Alpha Grace Gentuya (MH-057)
Julie Ann Bungag (AH-195)
彼らに、当会の事業として授業料のサポートを4年間継続することになりました。
今後、彼らの大学生活について折々に情報を共有していきますので、皆さま応援をお願いします。
(下記に、スカラーオブザイヤーに選ばれた学生のエッセイを掲載します)