特定NPO法人マニラ育英会には、その歴史上、最も重要な役割を担った2人の生みの親がいます。
一人は、弱い立場の人達への暖かい眼差しを持ち、生涯に渡って教育や福祉などの分野で、次々に新しい取り組みを生み出していった、岩手における社会的起業家の先駆け、「もりおかのガキ大将」 こと、
馬 場 勝 彦 氏 (故人)
そして、もう一人は、マニラ・カトリック教会の神父として、現地の人々と共に生き、「赤ひげ」や「ファーザー」の愛称で親しまれた
西 本 至 氏 (故人)
2人の残した意志と精神が、今日の活動へと受け継がれています。
◎特定NPO法人マニラ育英会名誉会長
・1941年 盛岡市生まれ。
学生時代から始めた「世代にかける橋」、「盛岡市民福祉バンク」、「盛岡・マニラ育英会」、
「いきいき牧場」などを創設。 盛岡市市勢振興功労者。
書籍 「もりおかのガキ大将―馬場勝彦とその仲間たち―」
◎カトリック司祭
・1933年 京都府生まれ。
上智大学、カナダ・ウインザー大学卒業。ローマ・グレゴリアン大学修了。
レデンプトール修道会に入会しカナダにてカトリック司祭に叙階。
1973年からマニラで観光司牧。1990年から在フィリピン日本人担当司祭。
盛岡・マニラ育英会フィリピン側総括責任者として、長年に渡り従事。
マニラ市名誉市民。
著書 「夜の神父 ― 快談・聖談・酔談集」、「よあけの神父 ― フィリピンよもやま話」
「たそがれ神父 ― こころのふるさと、フィリピン物語」
西本至神父のお墓(マニラ)